唯一完食できた麺類(30代・女性)
小学生のとき食が細くて給食をほとんど完食できたためしはありませんでした。
残しても怒られることはありませんでしたが、給食係が装ってくれる量をいつも控えめにお願いしていたのを覚えています。
そんな私が唯一全部食べられたのがミートスパゲッティでした。
ラーメンとかそばとか麺類だと比較的するする食べることができたのですが、メニューを見て楽しみだと思っていたのはミートスパゲッティだけです。
トマトソースの少し酸味がある味が食べやすくて、具のミックスベジタブルも好きなものしかありませんでした。
みんなが嫌そうに除けていたグリンピースも好物です。
ソフト麺を半分ずつ入れて、ミートソースがお椀から零れないようにして食べていましたが、食べかたが下手くそでいつもソースで服を汚していました。
気がついた母がミートスパゲッティの日にワクワクしている私に、いつも濃い色の服を用意してくれていました。



大人になった今でも忘れられない味(33歳・女性)
小学校の給食で1番好きだったメニューはカレーライスです。
月に一度くらいの割合でカレーライスが出ていました。
「明日は待ちに待ったカレーライスだ!」と前日からワクワクしていたのを思い出します。
給食のカレーライスは大好きだったのですが、家でお母さんが作ってくれるカレーライスはあまり好きではありませんでした。
家のカレーの方がお肉や野菜がゴロゴロとたくさん入っていて美味しそうな感じはしますが、なぜか給食のカレーの方が私の好みでした。
カレーライスが給食に出ると、みかんゼリーやヨーグルトがデザートとして付いていたのも嬉しく感じました。
大人になった今でも、小学校の給食で出ていたあのカレーライスが食べたくて仕方ありません。


思い出して懐かしくなる給食メニュー(27歳・女性)
私が小学生の頃好きだった給食のメニューは、揚げパンです!
普段はコッペパンなどが出ても、丸々1個食べきれず残してしまっていましたが、揚げパンの日には残さずペロリと平らげていました。
給食で食べていたから美味しく感じていたのか、あの頃を懐かしく思ってパン屋さんで揚げパンを買って食べても、あの頃程の感動はないのです。
砂糖ときな粉の割合が絶妙で、パンにたっぷりとついていたあの揚げパンをもう一度食べたいな~と思うことがよくあります。
ロールパンを買ってきて、自宅で揚げて作ってみようとも思うのですが、なかなか実践出来ずにいます。
その他、冷凍してあるプリンやゼリーが食べる頃に丁度良い頃合いに溶けていたあの食感や、伸びきった麺のラーメンなど、給食ならではの美味しさ・思い出があります。



楽しみいっぱいの学校給食(20歳・男性)
私が最も好きだった学校給食のメニューはまず主食がソフト麺を使った献立です。
ミートスパゲティなんかがその代表というか一番に気に入っていてしつこくない味わいが何とも言えないほどおいしかったです。
ビニールに入っている感じも好きで、ほんとに懐かしいです。
他にもラーメンやらあったのですが、その類の食べ物は全て好きでした。
そして副菜当たりはポテトサラダが好きでした。
意外と給食だとマヨネーズがよくかかっていて程よく食べることができたのでおいしく食べたのを覚えています。
スープは卵とニラのスープが大好きでした。
スープの中に溶け込む卵がふわふわしていてとても食べやすかったのとニラと合わせると食感も味も変化して一番好きでした。以上が私の好きな給食メニューです。



大好きなきなこパン(41歳・女性)
一番楽しみにしていた給食はきなこのたっぷりついた揚げパンでした。
給食の献立表が配られるとすぐにチェックし、揚げパンの日に印をつけていました。
その日が来るのを指折り待っていたものです。
油で揚げてあるせいで、時々周りがサクッとした食感があるところがたまらなく好きで、お皿に落ちたきなこをパンにつけながら食べていました。
もちろん一人一つの割り当てで、おかわりすることができません。
欠席者がいる時はラッキーで、欲しい人でじゃんけん大会が始まります。
もちろん私も欲しい気持ちでいっぱいだったけれど、女子ということもあって参加しずらいものがあり、我慢していた事を覚えています。
大人になった今ではほとんど食べる事が出来なくなったのが残念でなりません。



思い出の給食焼きそばパン(31歳・男性)
小学校時代の給食というのは意外に今でもなんとなく覚えていてどんなものがあったか友人や職場の人と話題にもなります。
その中で私が一番思い出に残っていて好きな給食は焼きそばパンです。
あの銀色のお皿に入っている焼きそばをいつものコッペパンにただ切り込みが入っているだけのパンに挟むだけというシンプルなものでした。
その自分で作るというプレミアム感といつも食べ飽きてるコッペパンが焼きそばを挟むだけであんなにもおいしく感じるという不思議な感じでした。
コッペパンに飽きていたからこそただ焼きそばを挟むだけであんなにもおいしく感じただけなのかもしれませんが当時はすごく好きでした。
今食べても十分においしいけれども、あの時の感動的なおいしさはやはりいつもの学校でいつもとは違う感じで食べていたからこそなんだろうと思います。



揚げパンは夢のようなメニューでした(49歳・女性)
私が小学生の頃、給食の主食はパッサパサの食パン2枚でした。
お米が給食に出たことは一度もありません。
月に一度のソフト麺、又、コッペパンとレーズンパンがたまに登場しましたが、圧倒的な登場回数を誇るのは食パンだったのです。
パン2枚に対し、正方形の小さいマーガリンが1つ付きますが、足りる訳ありません。
口中の水分を奪われつつ、味気ない食パンを完食しなければならない給食の時間は苦痛でした。
そんな最悪の食パン攻撃の中、私の救世主は3ヶ月に一度現れる揚げパンだったのです。
もちろん揚げたてではありませんでしたが、油とグラニュー糖のコラボがたまらなく好きでした。
何度か母親に「揚げパン作って」と頼みましたが、「出来たよ」と渡されたソレは、私の欲する揚げパンではありませんでした。
今思うと、母が作っていたアレはおそらくドーナツでした。
そんな訳で、給食でしかお目にかかる事が出来なかった揚げパンが、最も好だったメニューです。