ムキになって対戦を挑み続けたオセロ(51歳・女性)
玩具なんて日常的には、買って貰えませんでしたので、お正月やお盆などに両方の祖父母の家に行くのが楽しみでした。
母方の叔父がまだ独身で祖父母と同居している時は、トランプなどをして遊んで貰っていました。
確かクリスマスの時だったと思いますが、従兄弟同士で遊ぶようにと、オセロを買ってきてくれました。
ルールを教えて貰ってなんて簡単なゲームなんだろうと思ったんですが、小学生が大の大人に勝てるわけはありません。
当時負けず嫌いだった私は、負けるのが悔しくてかなり泣いてグズったんだと思います。
叔父が最初に沢山取らないようにしろとか、色々助言をくれるんですが、それがまた馬鹿にされたようで良惠腹が立って、黙ってて!と叫んでは、負けて泣くという繰り返しだったように思います。
つい最近までそのオセロ盤は我が家にあって、子供たちも小さい頃は良く遊んでいました。



世相を表す人生ゲーム(40代・女性)
子どもの頃、クリスマスのプレゼントに「人生ゲーム」を買ってもらい、よく家族で楽しみました。
小学生の子どもと大人が一緒に楽しめるボードゲームというのは、その当時画期的だったように思います。
偽物のお金でも手に入るのが嬉しかったり、結婚や出産で家族を車に乗せるのが楽しかったり、止まるマスによって様々な出来事が起こるのが楽しくてハマりました。
特にとんでもないマスに止まって破産し赤い借金を表す紙幣を使うことになったり、反対に突然大金持ちになったり、実際には経験することのない内容の出来事がたくさんありました。
今でも人生ゲームがありますが、大人になった自分がマスに書かれている内容を見ると、いかに時代に合った世相を表すものであるかに驚きます。
そこが人生ゲームが楽しいポイントなのかなと思います。


初めてのボードゲームは人生ゲーム(41歳・女性)
外で遊ぶことが多かった私が衝撃を受けたボードゲームは「人生ゲーム」です。
初めはあまり乗り気ではなかったこのゲームも、ゲーム終盤を迎えるころには大興奮でとても楽しんでいたのをよく覚えています。
しっかりとしたルールはもちろんあったけれど、読解力のない子供時代だったので、そこは自分たちだけのルールを新たに設けて楽しんでいました。
自宅でも人生ゲームを買ってもらい、家族がみんなそろった時などにやお正月など親戚が集まる時にも必ず行っていました。
現実ではあり得ないような波乱万丈の人生に苦笑いしながらゲームを終えていたものです。
銀行の役割が当たると、ゲーム中はとても忙しく、訳のわからない間に終わっていたのも夏かしです。
1位でゴールすることよりも、最後の手持ち金がいくらであるかがゲームの勝ち負けを左右することが、単なるすごろくとは違い、このゲームの面白さだったのかもしれません。



人生ゲーム(30代・男性)
私が子供の頃にハマったボードゲームは人生ゲームです。
定番ゲームではありますが、友人宅でひたすらにハマってしていた事を思い出します。
小学生位の時に初めて友人の家にあるのをさせてもらい、小学生を終えるまで割と長期間ハマっていました。
人生ゲームの良いところは、適度に頭を使うので、親達の反応も良いところでした。
子供だけでも十分に楽しめるし、内容から少し学ぶ所もあったので、親達から怒られる事も少なく、好んで遊んでいました。
ルーレットタイプでお金は紙の物を使用してましたが、そのお金が子供の時は本物のお金と重なる感覚もまた、ゲームをする上では楽しめる要素でした。勝った時などは、お金持ちのフリをしてみたりしてとても面白かったです。
また機会があれば、今でも少しやりたくなります。



木枯し紋次郎のボードゲーム(40代・男性)
小学生のころ、友人の家に行くと必ず遊んでいたボードゲームがあります。
それが木枯し紋次郎ゲームでした。
いわゆる人生ゲームの木枯し紋次郎版のようなものでしたが、子供のころから時代劇が大好きだった私はそのゲームに心底ハマり、毎日のように友人宅に通ってはボードを拡げ、みんなでわいわいとそれを楽しんでいたのです。
この手のボードゲームには付き物のルーレットも、当然このゲームには存在しました。
ルーレットには、紋次郎のあの名台詞「あっしには関わりのねえことです」というターンが用意されており、そこにルーレットが止まるとトラブル等を回避してコマを進めることが出来ました。
とはいえ、子供同士でローカルルール交じりに遊んでいたものですから、もしかしたら本来的なルールからは外れた使い方だったのかも知れません。
しかし、歓喜するほど楽しかったのは紛れもない事実で、本当にハマりまくっていました。



いろいろ考えさせられる、人生ゲーム (37歳・女性)
小学校3年の時、父がクリスマスプレゼントで買ってくれたのがボードゲームの大定番、人生ゲームでした。
私は双六ゲームが好きだったので、駒が自動車になっていて自分がそれを運転しさまざまなイベントを通してお金を稼ぎ家族を増やしてゴールするというまさに人の一生を表した画期的なこのゲームに大ハマりしてしまいました。
まずサイコロがわりのルーレットが新鮮で良かったですね、回した時のカリカリという音と手ごたえが快感で一人の時でもただ回して遊んでいました。
銀行係になると本格的なおもちゃのドル紙幣を配っては優越感に浸り、ゲームなのに子供が生まれると小さな子供の駒がいとおしくなるほどでした。
擦り切れるまで何度も遊んだこのゲームですが、今考えるとなかなかシビアなゲームだなと思います。
いい学校へ行って幸せにゴールできればいいけど、結婚もできず開拓地でずっと過ごす人生なんて、想像しただけで怖いですね。



盛り上がったゲーム(31歳・女性)
私が子供時代に良く遊んだのは、人生ゲームでした。
兄弟はいたのですが、何しろ人数が少ないと人生ゲームは今ひとつ面白さにかけました。
しかし、夏休みなどの長期休暇中は親戚の家に沢山子供が集まるので、きまっては人生ゲームをするのが決まりになっていました。
あのルーレットを回した時の感触は今でも忘れません。
最初は人生ゲームは難しい感じもありましたが、覚えてしまえば面白さにハマってしまったものです。
人生ゲームの中で使えるお金も、沢山獲られるとかなり嬉しいものでした。
この先の自分の人生が、本当にこの人生ゲームの様になってしまっから、少し怖い気もしましたが、こんなに色々な事が起きたら面白いだろうなという気持ちもあり、結構本気で十分の将来をした事もありました。