昭和から平成に変わった時は衝撃的だった!(男性・40代)
当時、中学3年生でしたが今でもその日のことは鮮明に覚えています。
テレビでは連日のように昭和天皇崩御に関するニュースで、新聞も見たことのない一面になっていた記憶があります。
学校で歴史などを勉強しているので多少理解してたつもりですが、いきなりのことにびっくりしたというのが正直な気持ちです。
また、ちょうど卒業と言う時期にあたったので、時代と共に自分も卒業していくという不思議な感覚を持った気がします。
周囲を見て景色が大きく変化するわけではありませんが、自然と大きな節目を迎え、新たな一歩を踏み出したというイメージがあります。
毎年歳を取る、西暦が変わるなど節目はたくさんありますが、昭和から平成は何かが違う感じがしました。
もしかするとそれは私自身が日本人として日本で生活してきたからかもしれないと思っています。



昭和から平成へ変わった時の思い(女性・50代)
昭和の時代をずっと生きてきて、新しい平成に変わった時には流石に、身体中に昭和という時代が染み付いていたのでかなり喪失感ののようなものがありました。
これから世の中はどのように移り変わっていくのだろうかという一抹の不安感のようなものもあったように思います。
自分と昭和という時代が一体になっていたという感覚に最も近いかもしれません。
一方で新しい時代が始まったのだという気持ちが引き締まるような思いもあったのも事実です。
このように、昭和から平成へと新時代の幕開けに際しては、不安と希望が交錯して非常に複雑な心境であったことを思い出します。
そしていま、近い未来に再び新しい時代が始まろうとしていることに改めて複雑な思いを持っています。


新しい年号にピンときませんでした(女性・50代)
昭和が終わった日、私はその頃住んでいたニューヨークから一時帰国していて、日本で昭和から平成を迎える日を過ごしました。
新しい年号の発表を見たとき、平成という年号があまりピンときませんでした。
あまりにも昭和が長かったので、昭和に愛着があり、平成という名前にちょっと違和感を感じました。
新しい時代がやってきたな、という思いと、自分が生まれた昭和が昔のことになってしまったのだな、という感じがしました。
新しい年号に早く慣れなければと思いましたが、昭和から平成に変わってから、年号の感覚が乱れてしまって、西暦で考える方が多くなりました。
昭和が終わって寂しいと思いました。それまでの皇太子が天皇になられて新しさを感じました。



結婚した年なんです(女性・50代)
年号が変わることを初めて体験したのですが、何か変わるのかなあ変わらないんだろうなあと思ったのを覚えています。
でも、とにかく何だか新しい「平成」というのを聞いてそうなんだ。平和がずっと成り立てばと思えました。
昭和が終わってとても寂しく思いました。
戦争という大変なことがおこってしまったつらい時代でしたが、私が育ったころは平和でした。
時代が変わるきっかけになるかもしれないとも思いました。
平成になって自分は4月に結婚しました。
環境が一変に変わってたいへんでした。
とても時間が早く進んでしまったようです。
今では落ち着いていますが、本当に楽しむことができなかったです。
平成になって思ったことは新しい時代で楽しいことがたくさん続くことができたら最高だろうと思いました。


昭和から平成に変わった時、何を思ったか(女性・30代)
昭和から平成に変わった時、私が何を思ったかというより父親に聞いた事は「去年が昭和で今年が平成、来年は何になるの?」でした。
年が明けてすぐの話でしたので、毎年元号は変わるものだと幼い私は考えたんだと思います。
父親はその考えが新鮮だと思ったらしく、「来年の元号を決めよう」とまるで元号とは応募から決定されるものかのごとく、二人してあーだこーだ書き出していました。
平和を感じる漢字の掛け合わせ、または過去の元号(江戸時代は頻繁に変わっているので候補は多い)の一文字ずつとるなど、今にして思えば、動物の赤ちゃんを決める感覚だったと思います。
結局決定したのか、それとも途中で飽きたのか(その可能性が高い)は覚えていませんが、チラシの裏に何かを書いて神妙に見せていたらしいです。
たぶんそれが一番やりたかったのでしょう。



生まれて数年で考える、この先の事(女性・30代)
平静を迎えた頃、私はまだ10代にも満たない子供だったけれど十分に周りの事は分かる年だったと思います。
だからやたらと周りの大人たちのバタバタとした感じや空気が感じられて、妙にせわしない感覚に自身も何時もそわそわとしていたんじゃないですかね?
バブル崩壊からちょうど転がり落ちている辺りですから、世の大人達はそれは気が気ではなかったのではないかと思います(ませていたのか、バブル崩壊云々についても考えていた気がします)。
そして私が平成へ移り変わった世の中を見た時考え思った事は「私の将来生きる時代は、大変な時代になるんだろうな。本気でどうにか考えなきゃ不味いんだろうな」でした。
全く可愛げのないませた子供だとも思いましたが、周りが大人しかいない環境がそうさせたのかと思っています。



やはり、小学生だったので(女性・30代)
昭和から平成に変わった時、わたしは小学生だったので、鮮明に覚えています。
平成、と掲げられた、額縁。
天皇陛下が亡くなられた事。
テレビが、平成への期待で、もちきりになっていたのを、思い出します。
小学生のわたしは、昭和から平成への変化が、まだよくわからず、父に、何が変わるのか、質問ぜめにしたのを覚えています。
父は、もう他界してしまいましたが、生前、昭和は良かった、と、よく話していました。
わたしも、昭和から平成への変化の中で、昭和の良さを感じることがありました。
とにかく、昭和は、穏やかな時間だったと思います。
平成になると、時代は、コンピュータ化され、ドンドン加速したように思います。
昭和から平成への、蠢きは、全世代に、生きる活力を、与えたのでは、ないでしょうか。



年号が変わったのは中学生の時(女性・40代)
昭和から平成に年号が変わった時、私は中学生でした。
ですから年号が変わること自体にそれほど特別な思いはなく、ただしばらくは昭和と間違えそうだから気を付けようと思ったくらいです。
ただテレビや世間が自粛ムードでしたから、その雰囲気にのまれて私自身も何となく浮足立っていた覚えはあります。
でもやっぱり所詮は子供ですから、自粛ムードに対して神妙にするというよりは、まるで年末年始のような雰囲気にちょっとワクワクしたというのが正直なところです。
これは周りの友達も似たようなもので、もう一度お正月がきたみたいだねなんて話をしたものでした。
ですから私は当時のことを思い出すと、いまだにお正月のような光景が目に浮かぶのでした。



昭和から平成に元号が変わった時私は中3の少年でした(男性・40代)
昭和天皇が崩御されたその年はちょうど高校受験を控えた中学3年生の少年だったのですが、学校へ行っても元号が変わって平成という新しい時代が来るということで、話題はそのことで持ちきりだったような記憶があります。
正直なところ当時は若かったということもあり皇室に対して特別な感情を抱くことは無かったのですが、テレビを付けたらどのチャンネルもこの事ばかりで、歴史の転換点に自分は立ち会っているのではないかと、うっすらながら凄いことが起きたのだと感じていたような気がします。
やっぱり日本という国には天皇という象徴がいて、たくさんの人が普段は意識せずとも重要な役割を果たされていると、天皇という存在が如何に日本人にとって意味のあるものかを知らしめてくれた年だったと思います。